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アウトプットの大事さ

2021年、私はブログの週1回の更新とyoutubeを始めるという誓いを立てました。

「アウトプット大全」と言う本によると、アウトプットとインプットの比率は7:3が良く、これを絶えず繰り返すことによって、覚えたことは定着し、自身の考えがさらに深まっていく・・・というものだ。

本を読んで自身にインプットするだけではなく、まずはアウトプットすることから始めてみよう!と心に決め、手始めに怠けがちなブログを更新してみた。

またYouTubeをやろうと思ったのは、自分自身の情報の取り方がYoutubeを見て初めて知り、そこから調べて始めるという行動が多いことに気づいたからだ。

今まではファッション、インテリア、投資そして英語勉強法のYouTubeをランダムに見てきた。例えば昨年ベッドを購入したいと思っていた私は「新井家具店」という大阪の洒落っ気がないおじさんが、マットレスの機能説明に特化して、実際にマットレスをカットして見せてくれるYouTubeを見て驚いた。そこからこの店のブログで大手メーカーを敵にまわすだろうな?と思われる各社の中身とコストパフォーマンスを知り、日本の無名メーカー品を購入でき、大変満足している。

英語については、中田敦彦の「最強の英語学習法」というyoutube が刺さった。今年度のカリキュラムを考えていた時、今まで4技能をカバーしなければ思い、沢山のレッスンをしていたけれど、全部を消化できずにいたのでは?シンプルに「自分の言いたい事を英語で喋る」「スピーキング」が1番大事ではないか?と思っていた時に確信ができる内容だった。

そもそも英語を喋るには、簡単な英文をたくさん作って、それを繋いでいくことが必要である。そのために、定型文の引き出しを沢山持っていましょう♪!と言って、押し付けの文章を使って、文法解説や単語を学ぶ授業をしてきた。しかし、なかなか使えない。使えるシチュエーショは人によって違うからだ。だったら自分が使いそうな文章を沢山作り、覚えてしまう方が効率的だろうと考えるようになった。あれ?それって「日記」じゃないか?と。中田氏のYouTube で勧めている英語勉強本「英語日記」が紹介されている。この著者の凄いところは、若者らしい現代デバイスを屈指して、独学で英語を学び、実際カナダでイラストレーターとギタリストいう夢を叶えたという。自分でこれを英語で言いたいと思っていることを「line でメモって」おき、「twitter でネイティブがどのように表現しているか」を参考にして、自分のセンテンスを作ったら「オンライン英会話で添削や発音のチェック」をしてもらい、「アプリでネイティブが音読」してくれるのをシャドーイングして、咄嗟の時に口にでるように何度も練習。「siri で自分の発音チェック」をする.そして、身につけたセンテンスを「Instagramやyoutube でアウトプット」するという。面白い!SNS世代ならではの若者の勉強法だ。

さて、私のスクールなら、どのように応用できるかと考えてみた。初心者の幼児や学童コースでは、まだまだ自分で英語を作ることができない。しかし、SNSを使わずにネイティブ先生が今言うべき言葉を教え、リピートして覚える。短時間でもいいので、そんな場面を作り、まずはhello, teacher 〇〇、May I go to the toilet?, I like this bookなど学校生活で必須にの100文を繰り返し口に出せるように、スピーキングタイムを作るのがいいかもしれない。と考えがまとまってきた。中級レベルからの生徒は、本領発揮。まずは現在形を使って、中学英語の範囲内で瞬間的に平易な英文を作ってみる。日記を書いてみようと言っても、小・中学生は日本語でもなかなかトピックを作るのが難しいというのは承知している。なので、

1.自己紹介、朝起きてから寝るまでと言ったお題や、一般動詞、不定詞、5w1h、といった文法別の文章を、自分だけのセンテンス帳として作り、

2.先生にミスがないかチェックしてしてもらい3.口に出して、何度か音読し、発音のチェックをしてもらうと同時に咄嗟に出るように定着させる。

実際にネイティブ又はバイリンガル先生が目の前にいるので、SNSを多様使いする必要はなく、言えるセンテンスを溜めていくことができる。そして、1、2、3のトレーニング短くてもいいので毎回繰り返していくことで、簡単な英文をスピーディーに即座にに沢山作ることができ、話すペースで、英文が次から次へと口から飛び出してくる。とスピーキングにつながるレッスンプランを考えた。

アウトプット!今年はこれをキーワードにしていこう。

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この記事を書いた人

三軒茶屋インターナショナルスクール(略 3cha)は、三軒茶屋駅から徒歩7分の場所にある120名ほどの生徒さんが通う小さなスクールです。

”遊びながら英語に慣れる”のではなく、きちんと英語を勉強する。
読み書き中心の英語ではなく、生きた英語を身に着ける。

そんなスクールを目指して、代表の和田が2013年に立ち上げました。

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