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バイリンガルに育てる方法

3chaでは、言語臨界期に2000時間の英語学習すれば、英語脳を育成できると、考えてスクール運営をしています。

言語臨界期とは

人間には言語習得に適した期間・年齢があり、その時期を過ぎると言語の習得能力が低下する

言語臨界期とは、「人間には言語習得に適した期間・年齢があり、その時期を過ぎると言語の習得能力が低下する」という、1967年にドイツの言語学者レネバーグが提唱した仮説です。

一般的には0~10歳前後が言語臨界期と言われています。

10歳~18歳前後は敏感期と呼ばれ、言語臨界期ほどではないにしても、成人よりは言語習得能力が高い時期です。

上の図は年齢と第二言語の習得力の相関図で、縦軸が言語習得能力、横軸が年齢です。

年齢が上がるほど、言語習得能力が下がっていることがわかります。

これが「子供は言語学習の天才」といわれる所以です。

なぜ幼児の方が言語習得能力が高いのか

言語には、その言語特有の周波数(=その言語でよく使われる音域)があります。

日本人が英語を苦手とする要因の1つは、日本語と英語では使っている周波数が全然違うため、聞き取れない音が多いのです。

言語の周波数比較。日本語、英語、米英語、独語 

人間の赤ちゃんは16Hz~16000Hzの音を聞き分けられる力を持っています。

では、なぜ大人になるにつれて聞き分けられなくなってしまうのでしょう?

それは、あまり聞かない音は”聞かなくてもいい音”と脳が判断してしまうから。

逆に言えば、この言語臨界期の間にたくさん英語を聞かせてあげると、脳は「これは生きていくうえで聞き取る必要のある音なんだ」と判断し、聞き分けられるようになるというわけです。

また、幼少期に育成した英語耳は大人になっても残るので、後々の英語学習を有利に進められます。

これが、幼児のうちの英語教育が重要である理由です。

日本人の英語習得には2000時間の学習が必要

アメリカの外務職員局(FSI)の調査で、英語話者が多言語を習得するのに何時間かかるかを出したデータがあり、それによると英語話者が日本語を習得するには約2000時間がかかるそうです。

このデータをひっくり返して、日本人が英語を習得するのに必要な時間=約2000時間といわれています。

日本語と英語は、文字も文法も発音もすべて違うので習得には高い壁があります。

学校教育だけでは1000時間も不足!

ところが、日本の義務教育を受け、大学までいってもなんと1000時間しか英語学習をしていません。

つまり現状の学校教育だけでは1000時間も足りていないのです。

3chaでは放課後の長時間を使って週2回、1日3時間の英語学習をしているため、年少から通えば7年で2000時間を達成できます。

英語を英語で理解する「英語脳」を育てる

これまでの英語学習は、英語を『聞く』ことからはじめず、英文を日本語に訳し、その文法を理解し、日英変換の単語を覚えることでした。この学習法だと、英語の音を聞いても、頭の中で日本語で文字起こしをしてしまいます。

当校では、必ず音を聞くことから始め、その発音やリズムを口にして、イメージすることを教えます。

英語を聞いたとき、状況の画像が浮かぶように理解できる―――英語を英語のまま理解する「英語脳」を育てたいからです。

例えば、「A cat is eating the fish」という英文を聞いたとき、日本語脳では「猫が魚を食べている」と日本語の文章が頭に浮かびます。

しかし英語脳は即座に魚を食べる猫のイメージが脳内に映し出されます。

日本語脳、英語脳 比較イラスト

頭の中で日本語変換をせず、英語をダイレクトに理解することができるのが英語脳の特徴です。

3chaではこの状態を目標にしています。

具体的にどんなトレーニングをしているかは下記のページでお読みいただけます。

三軒茶屋インターナショナルスクールのスピーキング特化のカリキュラム