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イギリスボーディングスクール訪問 Taunton International School

Contents

  • トーントンスクールとは
  • トーントンスクール インターナショナル ミドルスクール(TSIMS)について
  • 英語力別の入り方

「伝統的な全寮制小中高一貫教育と準備校も完備された学校」

イギリスの伝統的な全寮制小中高一貫教育のボーディングスクール共学私立校です。プレパラトリースクールからシニアスクールまでの受け入れをしている規模の大きい学校で、イギリス南西部地域の中でもトップレベルといわれています。トーントンスクールではGCSEとA-Level、国際バカロレア(IB)の本科プログラムを提供していて、加えて職業教育のBTECや、GCSEの準備コース「Pre-GCSE」や1年のアカデミック英語プログラムなどで幅広く生徒の学業をサポートしています。

特筆すべきなのが留学生の教育実績がとても良いところです。さらにはイギリスの教育に向けての本格的な準備をする15-17歳の留学生のための学校「トーントンスクールインターナショナルミドルスクール(TSIMS)」の存在です。イギリスの教育制度の本科を開始するための準備課程を提供していて、生徒はみんな寮生活を送りながらコミュニティの一員として学校の環境に慣れていきます。長い授業時間、課題に取り組む自習時間に豊富なスポーツや課外活動のプログラムを通して、シックスフォームの勉強を始められるところまで少人数でフォローし、生徒を育成してくれます。

今回スクールにコンタクトをとったところ、ちょうどOPEN CAMPAS DAYがあるということで、スクール全体を見せていただくことができました。また、インターナショナルミドルスクールの校長じきじきに、ミドルスクールの校内も案内して頂きました。

「トーントンスクールインターナショナルミドルスクール(TSIMS)」について

本校からは少し離れたところにあり本校のどっしりとした建物に比べると、驚くほどこじんまりとした家庭的な建物でした。聞けば、歴代の首相が住んでいた邸宅を使っているということでした。

各クラスをみせてもらうと、少人数でとてもフレンドリー。生徒は自らあいさつする子も多く、「今度入ってくるの?」と息子に話かける子もいました。

廊下のカリキュラムを見てみると授業前にtutorをつけてフォローをしてくれているようです。

プログラムでは、英語の習得や学術的な科目の学習に加えて、文化交流やスポーツ、芸術活動、リーダーシップの育成など、多様な活動が組み込まれています。

また、クラブ活動や、週末の小旅行があり、専任の指導者やスタッフが留学生をサポートしているイメージがありました。

さて、具体的にスクールに入りたい場合、どんなチョイスがあるのか、中学2年息子の例で、どんな入り方が可能なのかを聞いてみました。

オプション 1: メインストリーム シニア スクールの 10 年生 –お子様の英語力が十分であれば、トーントン シニア スクールに直接入学し、イギリス人やその他の英語レベルの高い留学生の中で勉強することができます。 お子様が当校のシニア スクールの GCSE コースに入学するには、B1 上級以上の英語レベルが必要です。

現在生徒に提供されている学術プログラム、学校活動、その他の一般情報の詳細と、2022/2023 年の全学学期の日程と料金情報のコピーをもらうことが可能です。 ただし、2024/25学年度の学費は値上げされる予定ですが、その詳細はまだ発表されていないということでした。

オプション 2: トーントン スクール インターナショナル (TSI) の 10 年生 – お子様の英語力が B1 上位以上であることが判明した場合、2 年間の GCSE コースを完了するために TSI に配置することを検討できます。 TSI は、学生の個々のニーズに応え、IB レベルでも A レベルでも、学業面、社会面、司牧面で次の学業のステップに備えさせることを目指しています。 EAL(追加言語としての英語)資格を持つ教師は、第一言語または第二言語として英語を話す人に質の高い授業を提供します。クラスサイズは厳密に1クラス最大10名です。これは、各生徒が個人的で集中的な授業を受けることを意味します。 また、当校はブリティッシュ・カウンシルの検査で「センター・オブ・エクセレンス」のステータスも獲得しており、英国の留学生向け寄宿学校の上位2%に入っています。

オプション 3: トーントン スクール インターナショナル ミドル スクールの 10 年生 – お子様の英語のレベルが低く、集中的な英語サポートが必要であると判断した場合は、息子をインターナショナル ミドル スクール (TSIMS) に入学させます。 この学校は、留学生が英語レベルを大幅に向上させ、英国の主流の寄宿学校での生活に備えられるように特別に設計されています。 彼らは数学、科学、地理、歴史、ICT、芸術、ゲームと並行して集中的な英語コースを学び、学生は科目専門のEAL教師によって指導されます。クラスサイズは厳密に1クラスあたり最大10人です。

どんなレベルでも対応できるクラスがあるところは頼もしいといえると思います。ただし、今年度のボーイズのボーディングは満杯で、2024年度もあと数席だということでした。

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この記事を書いた人

慶応義塾大学文学部卒。
大学時代の交換留学でスタンフォード大学へ、13年間勤めたサントリーの退職金を使ってUC.Bereleyに自費留学。グリーンカードを取得するが、超高齢出産で日本に帰国。
満足できる英語スクールに出会えず、また働く親として放課後時間の大切さを痛感し、スクールを設立。

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