カナダ大使館後援 2024留学フェアで見つけた注目の学校とは。
カナダ留学フェアに行ってきました。アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、イギリスの留学フェアに行っったことがありますが、今回のカナダ留学フェアは会場も大きく、ゆっくり話が聞けるイメージでした。
カナダでの中学高校留学は、他国と違い、各州が独立した自治権を持っていて、教育方針においてもそれぞれの州の教育省によって、義務教育年齢や必修科目、入学基準、卒業するための単位や条件、成績評価の基準も異なります。そのため留学フェアにも、学校担当者ではなく、各州の教育省の担当者が来日していました。
今回の発見は、カナダでは公立校で検索するのが得策だということ。カナダには約5,500の中学高校があり、そのほとんどが公立校で、カナダ人中高生の90%以上が通いっているという事実です。国際的な学力比較テストでアジアの国々のように塾や予備校などがなく点数がとれているところから、カナダの公立校の教育水準は高いと評価されています。もちろん、カナダにも私立校はあり、施設が充実しているのにアメリカより少し安いという点は注目なのですが、この円安のご時世で、とても現実的かと思いました。具体的には、安いところで、300万円ほど、最大で、授業料が約190万円、滞在費が160万円、その他費用で20万円と1年間400万円かからない計算です。
しかし、正直にいうと、今まで私は、留学先を検索する場合は、私立を中心に見ていました。というのは、公立校にはボーディングスクールがなく、ホームステイしかないと思っていたからです。ボーディングスクールの魅力は、学業だけではなく、スポーツ、芸術、リーダーシップなど様々な分野でプログラムやアクティビティが提供されるため、生徒は自分の興味や才能を発見したり、追求する機会が豊富だということです。
ほとんどの公立校はホームステイですが、カナダには、ボーディングスクールを有する公立校3つあることが判明。そのうちの2校、ウィンザーエセックス・カソリック教育区留学生プログラム/Windsor-Essex Catholic District School Boardhttps://www.wecdsb.on.ca/とアッパーカナダ教育区留学生プログラム/Upper Canada District School Board International Student Programhttps://studyuppercanada.ca/
にアポイントをとり、ゴールデンウィークに訪問する予定ですので、またご報告をしたいと思っています。
3chaは今年11年めになります。毎年和田が実際にサマースクールや留学先として、様々な学校を訪ね、生徒さんにご紹介しています。そんな身軽さが、小さなスクールならではの強味となっています。
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