
Gordonstoun School(チャールズ3世が通った英国の名門校)が 日本で2027年度に開校

国際教育フェアの中で、おもしろい学校があったので、ご紹介いたします。英国の名門校である Gordonstoun School(スコットランド)が、2027年9月に日本・和歌山市に「姉妹校」を開設予定です。

目次
チャールズ3世 国王も学んだ英国パブリックスクール
Gordonstoun School は チャールズ3世 国王も学んだ英国パブリックスクール。日本校(仮称:Gordonstoun School Japan)は和歌山市梅原地区に約15 haの敷地を整備し、2027年9月開校予定だそうです。全寮制で、生徒数約700名規模が想定されているということでしたが、まず初年度はプレップスクールを始める予定ということでした。
カリキュラム概要
- シニアスクール(13〜18歳)では、英国の教育制度に基づき、GCSEおよび A-Level を提供。
- プレップ・スクール段階(4〜13歳)では、英語、算数、理科、ラテン語、音楽、美術など幅広く教えており、英語が母語でない生徒向けの EAL(English as an Additional Language)サポートも実施されています。
- 教育の核となるのは「人格・体験・挑戦を通じた教育」(character education) で、アウトドア教育、奉仕活動、航海・登山などの体験学習も重視されています。
ユニークなカリキュラム
イギリス本校で行われているユニークなカリキュラムを日本でも取り入れると説明を受けました。それは、ヨット・航海/セーリング訓練:「Ocean Spirit of Moray」という80フィート級ヨットを所有し、生徒が航海訓練(シーマンシップ)を
消防/レスキュー活動:学校敷地内に消防サービス(Fire Service Station)を設けており、生徒が実際の消防訓練・緊急出動訓練に参加するということでした。
和歌山県初、アイルランド本校のインターナショナルスクールは、2027年度開校ということなので、これからもウォッチングしていきたいと思います。

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