「和田メソッド」は代表の和田が考案した、3cha独自の英語教育法です。
子どもの集中力は短く、苦手意識があると益々集中できないという事実に対し、カリキュラムを細分化し、子どもを飽きさせないアプローチです。
集中できる時間内に短く様々なアプローチで基礎的な内容を反復練習していきます。「これならできる」「これなら簡単」と集中し、結果、多くの教材をカバーし、先取り学習ができます。
子供の集中力はどのくらい?
子どもの集中力は10分しか持たない
従来行っていた勉強法は、テキストをもとに今日のメイン項目を説明し、次に関連したワークシートで確認しといった積み上げ式でしたが、習得の個人差がでてきて、何より子どもが集中しないという問題がありました。
そもそも子どもの集中力は10分程度といわれています。英語で行う授業なので、苦手意識があると、一層集中力は落ちてしまいます。
子どもの集中力を維持するためには以下の3つがカギになります。
- 無駄を排除し
- 豊富な教材を使って飽きさせず
- テンポよく授業を進めること
そこで3chaでは、クラスを細分化して様々な教材を使い、短時間で徹底的に反復していくというレッスンをしています。
算数の計算や漢字練習など、誰もが口を揃えて「繰返しの学習が重要だ」と言います。
けれど、一見簡単そうな「繰り返し」には指導側の“根気”と“膨大な投げ掛け”が必要です。
大事なのは、苦手意識を抱くヒマを与えないこと
繰り返しの中でスピード感を要求すると、 「勉強が苦手だ」とか「できなかったらどうしよう」とか考える時間がありません。
しかも3chaの授業では
- 必須単語や日常に使われるフレーズが書かれたフラッシュカードを繰り返し口にだす
- 英語独特のイントネーションを学ぶプロスディソングを歌う
- フォニックスを使ったカードゲームをする
- だれが一番早く1冊をしあげられるかと競争しながらライティングブックを書いていく
と次々とレッスン内容が変わっていきます。
子ども自身が、「どうしよう、出来ない……」と思う瞬間ではなく、「あ!そうか!」のヒラメキとともに、「それならできる!」「腑に落ちる」、そんな素晴らしい経験瞬間を増やしていくレッスンを目指します。
英語には『正しい身につけ方』がある
まずはリスニングで英語耳をつくる
言語臨界期の間に、フォニックス※の音や先生の英語をとにかく聞き、イメージを膨らませながらリピートします。
※フォニックス・・・発音とつづり字の法則のこと。アルファベットを1つ1つ正確に発音できるよう訓練します。
そうやって英語耳を形成していき、リスニングに絶対の自信をつけることがその後の学習のベースとなります。
フォニックスを学び「話す・読む」を訓練
たくさん良質な英語を聞いて、英語を苦なく聞き取れる英語耳を育てる事と同様に、フォニックスを学ぶことは重要です。フォニックスの学習が、スピーキング・リーディングにつながっていきます。
フォニックスを学んでいくと、初見の本を音読できるようになります。一つ一つの単語の意味がわからなくても、正しく発音をしながら声にだし、挿絵を頼りにイメージしながら読み進めることができるようになります。
話す練習は、まずは、音にだすことから始まります。音読したフレーズを言い直してみるることや、オリジナルカリキュラム「chachatトーキング」などで行う日常会話の言い回しが反射的に口にでてくるようにスピーキングをしていきます。
「聞く・話す・読む」が出来て、はじめて「書ける」。
ライティングと文法事項は、リスニング、スピーキング、リーディングができてからで問題ありません。
文法事項は今後しっかりとした英文をつくる、話すために絶対必要ですが、今までの日本の英語教育のようにそこだけを取り出して教えていくのは無意味だと3chaでは考えています。
それよりも、ある程度英語が口にでてくるようなレベルになって初めて文法事項を学んだ方が、今までイメージで覚えていた英文がより論理的に理解できてきます。
そのため3chaでは、英語学童クラスを終えて本科に入ったところで、文法事項と自分の意見をまとめて書いてみるライティングの時間を設けています。
中学生までの単語数を先取りできるカリキュラム
3chaでは良質な教材を豊富に用いて授業を行っています。1冊をじっくり徹底的にやることも効果はありますが、子供たちはそれでは飽きてしまい、集中力が途切れてしまいます。
なので、こまめに教材やトレーニングを変えて常に新鮮さを意識して、子供たちに「なんだろう?」という好奇心・わくわく感を与えることが重要です。時には10分間隔でトレーニングの内容を変えて授業を行うこともあります。
結果1日の学習内容が濃く、たくさんの教材を目にすることになるため、カバーする単語数も多くなります。
3chaに4年通学すれば、小・中学校の指導要領2300ワードを先取り学習できます。
具体的に行っているトレーニング紹介
英語4基礎&フォニックスを英語で学ぶ。
三軒茶屋インターナショナルスクールでは読む・書く・聞く・話すとフォニックスの5基礎を英語で学びます。
日本語で説明があると英語での思考回路が途絶えてしまうため、日本語を介さずに聞いた英語をそのままイメージし、理解する習慣を身につけていきます。
暗記英語ではなく、言いたいことをきちんと話したり、日本語の絵本と同様に英語の本を読んだり、文法もしっかりとした英語を書くことができる力を養っていきます。
シャドーイングで英語脳の回路をひらく
同時通訳者が行うトレーニングの一つであるシャドーイングは、ナチュラルスピードの英語を聞き瞬時にリピートしていく学習手法です。
三軒茶屋インターナショナルスクールでは英語を体に覚えこませ、英語脳の回路を開いていくためこの学習方法を取り入れています。
イギリスの小学校教材として有名なオックスフォードリーディングツリー(ORT)を使い、英語のメッセージや意味内容をまずは視覚から取り入れてイメージ力を高め、理解していきます。
何度も口に出すことで、スピーキングに強くなる
クラスは、音読、フォニックス、音楽、ワークブック、ゲーム、映像、テストなど様々なカリキュラムがあり、必ず、スピーキングをする機会があるので、子ども達にはそれと悟らせずに多量の反復練習をさせます。
この口にだして繰り返していくことこそ、スピーキングが強くなる極意です。