
カナダへ高校留学に送りだす母ちゃん奮戦記その6

オタワ空港で当校卒業生に遭遇
一時帰国のときに、まさかの出来事が起きた。オタワ空港で飛行機を待っていると、息子から突然LINEが来た。
「ママ、Rちゃんに似てる子がいる!」
えっ、まさか!?と母ちゃん心臓がドキドキ。Rちゃんといえば、当校の卒業生で、息子とは小1からの大の仲良し。しかもオタワ近郊の高校に留学中だから可能性は大!私は即座に「すぐ声かけなさい!」と返信。ところが…見失ったっていうじゃないの。も〜〜〜!せっかくのチャンスを!と、思わず空港のベンチでガックリ。
翌日、気になって仕方なくなり「もしかして日本に帰ってきてない?」と本人に聞いてみたら…なんと同じ便に乗っていたとのこと!母ちゃん、やっぱりね!とガッツポーズ。春休みで日本に帰国していて、また休み明けにカナダに戻る予定だという。せっかくなのでスクールに来てもらい、現地の様子を詳しく聞かせてもらうことにした。
2年間で卒業&早稲田進学!
話を聞いてさらにびっくり。Rちゃんは当校で5年以上英語を学んでいたので、ESLには入らずにいきなり正規授業に飛び込めたという。そしてなんと…わずか2年で必要単位をすべて修得し、この6月に卒業!しかもオールA!母ちゃん、思わず「えええ〜!」と叫んでしまった。
さらに9月からは早稲田大学進学も決まっているとのこと。高い学費を2年で済ませ、そのうえスムーズに日本の大学に入学。これはもう、親孝行の鏡!母ちゃん、自分の子どもじゃなくても胸が熱くなった。
どうやってそんなことが可能だったのか聞いてみると、「最初から英語で困らなかったので、得意科目でAを取りにいった」とあっさり。特に数学は日本での基礎がしっかりしていたから自信があったらしく、数学関連の科目を全部履修。母ちゃん、「そうか〜!数学は武器になるんだ!」と膝を打った。ほんと、頭が良いだけじゃなくて、戦略の立て方が上手い子だと感心しきり。
ご両親の初めての学校訪問
Rちゃんのご両親は、これまで一度もカナダの学校を訪れたことがなく、卒業式が初めてで最後の訪問になるそうだ。母ちゃん、それを聞いて胸がジーン。自分の子どもが異国でがんばっている姿を一度も直接見られずに過ごしたご両親の気持ちを思うと…なんだか切ない。でもきっと、卒業式は誇らしくて涙が止まらないに違いない。
留学を控える子へのヒント
今回のRちゃんの体験談から、母ちゃん的に「これは大事!」と思ったポイントをまとめると――
- 得意科目を一つは持っておく!
英語で授業を受けてもついていける土台になる。特に日本人は数学が強いから有利! - アートやミュージックもおすすめ
言葉に縛られない分、自己表現の幅が広がる。 - ビジネス科目も狙い目
マーケティングや会計など、現地の高校で取れる科目も多い。興味がある分野の本を日本語でも読んでおくと、レポート課題で役立つ。 - 家族の仕事を聞いておく
授業で「親の仕事は?」なんて話題が出ることもある。事前に聞いておけばネタになる!
母ちゃん、Rちゃんの話を聞きながら「留学の成功って英語力だけじゃなく、自分の強みをどう活かすかなんだなあ」としみじみ実感したのでした。
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